2011年4月
元キャノンカメラの修理技術者 仁科さんの作品展示会
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キヤノンを退職されてからしばらく岡部の自宅で修理の仕事をされていたのですがいまはすっかり仕事を辞めてしまい、石の彫刻や書画、盆栽、写真など幅広く趣味の世界で腕を振るわれている仁科さんがまた展示会を開催したので見に行きました。
やっと持てる大きさや片手に乗るぐらいの岩石をノミで削ってわらべやお地蔵さんを彫った作品が眼を引きます。かっちりでなくておぼろげな形で柔和なお顔が石の中に浮かび上がっていて、石なのにとてもやさしく穏やかで暖かな感じがします。
そのほか種明かししてもらってやっとわかる不思議な写真や筆で巧みに描いた絵など、どの作品もすばらしいもので楽しくみせていただきました。
修理の仕事をしていた時にはこれらの作品作りは全くしていなくて、辞められてから始めたのだと聞きましたが元々才能があったのだとしか思えぬ見事なものです。
2011年秋には完成
この秋完成する新静岡センター
がほぼ姿を現しました。
左は08年11月取り壊す直前の
ものです。前はバスの発着場
だった場所も建物になってしまい
3倍位大きくなる感じです。
映画館が七間町からここに移っ
てくるという以外どんな新しい
店舗がくるのか楽しみです。
コンタックスⅠ型
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カメラと名のつくものは100年以上作られているので 修理を手がけた事がないカメラも入ってきます。 このコンタックスⅠも分解するのは初めてです。Ⅱに比べて 大きく違うのは前面に突き出した大きな巻上げノブで この時代に露出計との連動を考えた為のものだったと 言います。この根本にシャッターダイアルがあります。 距離計とファインダー接眼が別窓という所はバルナック型 ライカのようですが、長い基線長や裏蓋の開き方、それよりも 姿そのものがコンタックスそのものです。しかし構造は Ⅱとは全く違っています。 相当手が入っており、劣化もかなりで残念ながら精度出せ そうもなく修理はあきらめました。 |
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