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修理実績

キャノンFT(1966年ごろ)

rei01_r1_c4.jpg キャノンFT(1966年ごろ)を修理中
シャッター幕速調整、ファインダー掃除、露出計の確認など。
他のカメラと同じく、プリズムのガタ富めにモルトを使ってあるので
プリズム腐食を起こしている場合が多い。

コンタックスⅡa

IMG_0149.JPG コンタックスⅡa
ライカと人気を二分した時期もあったが、いまいち
発展性に欠け、消えてしまった。
しかしメカ好きにはライカ以上の魅力がある。
なんと言っても縦走りのすだれ状のシャッターは
布幕より耐久性にすぐれていて、ライカよりひとあし
先に高速度を実現した。

ツァイス・コンテッサ

r02_r1_c4.jpg

分解中のツァイス・コンテッサ。修理箇所はシャッターの作動不良。コンパクトに折り畳めるジャバラを使った35ミリカメラであり、コンテッサの名に恥じない品のあるデザインで人気がある。使いやすいとはいえないが写りはよい。

キャノンEOS

DSC_0160.JPG キャノンEOSの修理。AF一眼レフで、部品保有
期限が切れていても、かなり修理は可能。

ライカコピー機

DSC_0152.JPG 1955年に発売されたライカコピー機、目黒光学製のメルコンⅠ型
ライカにそっくりとはいえ珍しく裏蓋開閉式。そのためにかえって修理
はやりにくい。作りも、精度もあまりよろしくない。

ニコンFAの修理

ニコンFA.JPGニコンの一眼レフ非AFの中級機で最高の機能を盛り込んだ
モデルがこのFA(1983年)です。マルチパターン測光を採用
した最初のカメラで、シャッター優先、絞り優先、プログラムの
マルチモード、ファインダー内デジタル露出表示、最高スピー
ド1/4000など、機能満載で、第1回カメラグランプリ選ばれま
した。価格は同じ年に発売されたFE2より4万円ほど高価で
あまり売れなかったのか壊れにくかったのか修理することは
ほとんどないままメーカーの部品保有期限が終わってしまい
修理不能機種になっています。幸いこのカメラは巻き上げ機
構の部品不良で、それを交換することで修理が出来ましたが
修理に不慣れな事もあり、てこずるカメラです。
85年にはミノルタαが発売され一気にAFが主流になり、非AF
機は片隅に追いやられてしまいます。

ローライフレックススタンダードの修理

コード.JPG1932年 4X4版をそのまま拡大したスタンダードが誕生しました。
それまでのオリジナルの原始的スタイルからやっとローライらしく
なったカメラです。
上下のレンズを覆うダルマ型のカバーが付き巻き上げはレバー式です。
本体底にある赤窓で一齣目まで巻上げてボタンを押してカウンターに①を出せば、次からはレバーで止まるまで巻き上げれば順次一齣ずつ巻き上がっていきます。
シャッターセットは手動です。

コードヘリコ.JPG
コード巻き.JPG

左側にはお決まりの繰り出し用の
ノブがあります。しかしその機構は
現在のものとは全く違っています。
レンズの乗った前板をはずしてピント
合わせの為の繰り出し部が上の写真
です。ボデー両側のカムで前板を押し
出すその後の方式と違い4箇所の
ギヤでジャッキのように繰り出す機構
です。傾きを微妙に調整できるわけ
ですが、狂わせたら大変です。
そーっと触らぬよう修理するのが
賢明です。

コードま.JPG

左側の2枚は巻上げ部です。
シャッターのセット機構が
ないためスッキリしています。
巻き止めの機構におなじみの
割り出し版がありません。
 

ニコンS

IMG_1959.JPG nikonS.JPG

ニコンSシリーズは1948年のⅠ型から始まりMになりSまでが初期で、54年のS2で新規モデルとなって最終まで。
旧タイプ最後のSはシンクロターミナルがついて50年に発売、画面サイズは横幅が2ミリ短い34ミリ。Ⅰ型は日本サイズと呼ばれる7歯送り32ミリ、40枚撮りだった。
シャッター幕のゴム引きが溶けて作動せず、幕の交換修理。

ライカメーター

ライカメータ.JPG

M型ライカ専用の露出計です。セレン式のM、MCと電池を使うRCがあります。
これはRC型です。修理はほとんど不可の場合が多いのですが、これはシャッター
ダイヤルと連動ギヤを留めているビスが緩んでいただけで、修理できました。
 

ニコン ニコマートEL

R0020362.JPG ニコンの最初の露出オートが組み込まれたカメラ。ニコマートはニッコールレンズが使える普及機で縦走りのコパルスクエアシャッター、定点合わせ式露出計付一眼レフのシリーズでFT,FTN,FT2,FT3とあるが、ELは電子制御コパルスクエアSEシャッターで絞り優先シャッタースピードオートである。6Vの4LR44電池をミラーボックス底、ミラーを跳ね上げた所に入れるようになっている。

キャノンのベストセラー、AE-1

 

AE1.JPG

コスト・パフォーマンスに優れ使いやすくて時流を得たカメラとして大いに売れたカメラである。適正な露出をカメラが判断してシャッターさえ押せば失敗ない写真が撮れると言うことが最大のセールスポイントになった時代、レンズ交換が出来る一眼レフでしかも最新の電子回路による電子制御を実現して、ストロボによる撮影も自動化し、安価なワインダーまでつけられるなど、魅力たっぷりの製品だった。当初、電子部品の不良による故障があって、LSIやICの交換というやりなれない作業できりきり舞いさせられたが、その後何度か改良され、現在でも立派に作動するものも多くみられる。勿論部品はないが何とか修理できる場合が多い。

ローライフレックス・スタンダード・ノイ

ローライ.JPG

37年のオートマット発売の後に出たスペックダウン・モデルであまりみかけない。2本のローラーによるフイルム自動検知機構を省いている。裏窓で1枚目を確認するとあとはオートストップ、セルフコッキングする。この使い方を知らないとめんどうなことになる。ごくあたりまえのスタートマークによるオートストップの方が使いやすいのだが、この頃のフイルムにマークはなかった。ローライは甲皮に革が使われていて、はがしてもボロボロになる事はほとんどないのでそのまま使える。国産ではほとんどが破れて割れてしまい、作り直しなることが多く、この作業に時間がかかる。

2眼レフ コニフレックスⅡ

 

コニフレックス.JPG

コニカも短期間、2眼レフを製造した。Ⅰ型、Ⅱ型、望遠付の3機種
通常75ミリだが、コニカは85ミリレンズ
2段繰り出し、コンデンサーレンズを使ったファインダーなどの特色がる。
2眼レフの場合、甲皮がボロボロになって作り直しが
修理以上に手がかかる場合が多いが
このコニカは革がしっかりしていて、なんとかそのまま使えた。

今どきのレンズ キャノンEFレンズ

 AFD.JPG

カメラといえばデジタルとなった今、レンズも昔のとは様変りしている。
キャノンは銀塩時代のAF一眼で他社に先駆けて電子マウントを採用した。これがAFユニットの超音波モーターである。

 

 EMD.JPG 絞りもモーターで作動させる。これがそのEMDユニットで、小さなモーターと減速用ギヤと絞りが組み込まれている。




エンコーダ.JPG 

レンズの種類、ズーム位置、焦点位置などをカメラに伝える為のエンコーダー。
以上の3つは昔のレンズにはなかった。さらにカメラと通信しあって絞りやAFを作動させるメイン基板がある。


 

電装.JPG これがそのメイン基板。数個のICとコイル、チップ抵抗、コンデンサーから成り、他の電子パーツとフレキシブル基板で繋がっている。レンズ以外のこれら電子部品が不良になった場合、メーカーから供給されないと修理は不可になる。レンズもユニットで分解できない場合が多く、カビなどの清掃もユニット交換になる場合が多い。さらにデジタル用のレンズの場合、銀塩時代のレンズよりも高い性能が要求されるので、分解修理は難しくなっている。



 

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