今どきのレンズ キャノンEFレンズ

今どきのレンズ キャノンEFレンズ

AFD

カメラといえばデジタルとなった今、レンズも昔のとは様変りしている。
キャノンは銀塩時代のAF一眼で他社に先駆けて電子マウントを採用した。これがAFユニットの超音波モーターである。

 

EMD

絞りもモーターで作動させる。これがそのEMDユニットで、小さなモーターと減速用ギヤと絞りが組み込まれている。

 

エンコーダ

レンズの種類、ズーム位置、焦点位置などをカメラに伝える為のエンコーダー。
以上の3つは昔のレンズにはなかった。さらにカメラと通信しあって絞りやAFを作動させるメイン基板がある。

 

電装

これがそのメイン基板。数個のICとコイル、チップ抵抗、コンデンサーから成り、他の電子パーツとフレキシブル基板で繋がっている。レンズ以外のこれら電子部品が不良になった場合、メーカーから供給されないと修理は不可になる。レンズもユニットで分解できない場合が多く、カビなどの清掃もユニット交換になる場合が多い。さらにデジタル用のレンズの場合、銀塩時代のレンズよりも高い性能が要求されるので、分解修理は難しくなっている。