ミノルタオートコードの修理

ミノコード全.JPG minoruta.JPG

国産二眼レフのなかでいまだに愛用者の多いミノルタオートコードⅢ型の修理が入ってきました。ピント合わせを側面のダイヤルではなく下にあるレバーを左右に動かして行うのと、フイルムの走行が上から下、裏蓋が上側ヒンジなど、一般的な2眼レフと異なる機構です。よくある修理はシャッター羽根固着ですが、今回は巻き上げ不動です。側面を開けてみるとシャッターヂャージ用アームの戻しバネが折れていました。珍しい故障です。その他の故障で厄介なのはピントあわせのレバーが折れる事で、何とか部品を加工して継ぎ足します。