駿府城の天守台 日本一の大きさ

天主台.JPG

徳川家康の隠居城、現在は駿府城公園となって市民の憩いの場です。かっては3重の堀を巡らせた壮麗な城だったようですが、天守は2度も消失し、その後再建されず、維新後は荒れるに任せた状態で、使い道のない城跡を有効に使う道はないかと、陸軍省に献納、歩兵第34連隊の練兵場になりました。この時に3の丸が埋められ、天守台も壊されてしまいました。平成になって3の丸の一部が発掘され、さらに16年から天守台の発掘調査を始めています。その結果、その大きさは日本一だと言います。現市長田辺さんは、石垣を復元して元の姿にしたいと意気込んでいますが、なにせ60億~100億もの金がかかる大事業、果たしてやっていけるのか不安です。発掘の現場は公開していて、見学可能です。