ローライフレックス Fシリーズの修理

ロ ギヤ.JPG

ローライフレックス Fシリーズの、露出計追針用ギヤ部分です。傘歯ギヤを使った一軸の複雑なギヤではなく、ごく普通ギヤを使ったモデルです。こちらの方が組みやすいのですが、いずれにせよ面倒な事に変りはありません。ギヤ上部の凹部で操作ダイアルと勘合します。
円形のギヤにラックがかみ合い、ラックが上下に動き追針に連動していきます

さらに絞りに連動して焦点深度を表示する機構も、分解する事で、勘合がはずれます。

ロラ前.JPG

ロカバ裏.JPG左右に同じように凹部のある円盤が見えますが、それぞれシャッターと絞りダイアルに勘合します。
前カバーの裏側で操作ダイアルの裏側の突起が、その勘合部です。

R0020677.JPG 修理としてはシャッター羽の油ネバリで。シャッターの分解清掃です。
露出計との連動があるために、組み込みにめんどうな作業が付きまとうことになります。